土間階段工事

こんばんは 多田左官工業所の多田です。

先日玄関土間モルタルがクラック(ひび割れ)や欠けているで、直してもらいたいという依頼を受けて、お客様宅に調査に伺い見たところ、結構な年数も経っており既存のモルタルが経年劣化で風化していたり、浮きやかけなども多数あり打ち合わせの結果、既存モルタル解体撤去してから、新規にモルタル仕上で施工する方向になったのですが、他に気になった部分が階段でその階段を上がった時に「段差が高いかな」と感じ、測ったところ段差が25㎝ぐらいあり、この階段の改善案も提案させて頂きました。

工事内容
  • 既存土間モルタル、下地コンクリ解体、撤去
  • 階段部分ブロック積方、1段増設
  • 下地コンクリ打設
  • モルタル仕上、他補修工事

↑階段段差25㎝ある為、斜線部分解体工事

↑既存土間モルタル

↑ブロック積方工事階段1段増設 下地コンクリート打設

仕事に夢中で解体中写真撮り忘れてしまいました。

↑下地コンクリート打設

↑階段モルタル仕上げ

↑土間モルタル仕上げ

階段を1段多くした分1番上の土間がやや小さくなってしまいましたが、その変わり1段あたりの段差が17㎝ぐらいになったので階段の上がり降りはしやすくなったと思います。今までの経験上、職人としての勘(1番あてにならない笑)は一般的な階段の場合1段あたりの段差は20㎝以下で15㎝~20㎝ぐらいで、踏み面(足をのせる面)に関しては25㎝~30㎝ぐらいが理想だと感じております。ただ現場の状況により階段の全体的な長さ(有効寸法)がとれないと、段差が高くなってしまうかなと・・・ 今回の工事は左官モルタル仕上げになりましたが、タイル仕上げなども出来たりするので、既存解体撤去から下地工事、左官タイル仕上げ工事まで弊社で施工いたします。 つくづく思うのが、写真を改めて見るとモルタル左官仕事って地味だよねー、インスタ映えしないよねー、そだねー」と思いつつ職人は派手さはいらない地味でいいんです。インスタ映えよりお客様の為にしっかりした施工をする方が大事なんです!と職人のおじさんは言っております。

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